The Northern Spirits

北に未来あり

月別: 2016年5月

シャチ

本日のガイド研修は知床のシャチクルーズに同行させてもらいました。

シャチは羅臼沖で年中、観察が可能ですが、5~7月が特に良く見られるそうです。つまり今がシーズン。

私たちは午後からのクルーズに乗船したのですが、クルーの方々のお話によると午前中の便ではシャチが40頭ほど観察できたみたい。よ、よ、よんじゅう、、、個人的にシャチクルーズは初めてなので気持ちが高まります。

港に着く前、ボスからシャチについてのレクチャーを受けます。シャチは家族や集団によって食べるものが異なること、クジラを狩る方法、英名のオルカという名前について、など。事前に知るのと知らないのでは、観察するにあたり気持ちの持ち方が変わります。

クルーズは午後1時に出航。午前中のデータを元にシャチがいそうな場所を求めて船長主導のもと、航海していきます。目の前に広がる青空と海。陸地を振り返れば知床連山がドーーンとそびえ立っています。

航海中の船外放送では船長やスタッフがガイドをして下さります。シャチ発見の知らせも船外放送で知りました。と、同時にボスが「ヒレ!ヒレがいる!」と。ヒレ?シャチの?いやいや、違います。アカエリヒレハシシギというチドリ目シギ科の鳥名でした。アリス社の北海道野鳥図鑑によれば、観察難易度がクマゲラやアカモズと同じ星3つで、非常にレアな鳥です。

13244863_1188425384543586_733436723997965792_n 本日の成果はシャチがおよそ60頭、アカエリヒレハシシギを初観察できたことです。そして何よりもシャチの撮影をお客様も楽しまれたようで、大満足の一日となりました。シャチが見られるのは当たり前ではなく、全く見られない日もあるそうです。

知床ネイチャークルーズの皆様、クルーズでご一緒させて頂いた皆様、どうもありがとうございました。

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夏鳥、到来

北海道へ戻り「あっ!!!」という間に10日間が過ぎました。まだまだ寒い北海道です。昨夜は雨が凍り路面が凍結。まだ春は来ないのか?帰省中、本州で見た桜は幻だったのか!?笑 三重県で過ごした時間が遠い過去に感じます。笑

最近はカメラを持ち歩いていません。その代わり、双眼鏡と図鑑を肌身離さずに持ち歩いています。良い写真はもちろん撮りたいですが、いま、ガイドとして自分に必要なスキルは自分が撮ることよりも「お客様」に良い写真を撮影してもらい「持ち帰ってもらう」こと。そのためには野生動物を見つけてなんぼなのです。

鶴居村では日に日に夏鳥の種類が増えてきました。と、自分で見つけている風に書いたけど、第一発見者はいつも師匠です。(苦笑)姿を確認しなくても鳴き声で識別する。バードウォッチャーの常識だそうです。ここ鶴居村はバードウォッチングにも最高の環境です。現在カワラヒワ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、アオジ、アカゲラ、ノビタキ、ベニマシコ、ヒバリなどが見られ、あと最近はコガラも!オーストラリアから1万キロ以上も旅をして毎年北海道に来てくれるオオジシギも観察しました。今年は例年よりも夏鳥たちがやってくる時期が早いそうです。

写真はフィールドスコープ+スマホで撮影したノビタキのオスとメスです。このオスはどうやらメスとランデブーを決め込んでいたようです。とはいうものの、二人の距離がつかず離れず。まだオスがメスをデートに誘っている途中だったのかもしれません。邪魔してごめんね~笑。13095958_1171075359611922_8284362258325911622_n

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