ある日のガイド


先ほど、一日のガイドが終わり、ヒッコリーに戻ってきました。2時間半後には早朝ガイドが始まるため一分でも多く寝ておかねばなりませんが、今日という日のことは記録として残しておかねばと思い、こんな時間ですが筆をとることにしました。

ガイドをスタートしたのは6:40。冬の定番であるタンチョウの寝ぐら「音羽橋」で観察&撮影ガイド。約2時間観察し、朝食のためゲストをいったん宿にお連れする。朝食&小休憩を挟んで再スタートしたのは10時です。それから広範囲を移動し、ガイドが終了したのは深夜の3時30分です。

ところで、僕の仕事は夏場はトレッキングやカヌーで釧路湿原の中をガイドすることですが、冬はまるでガイド内容が変わります。タンチョウ、ワシ、フクロウを中心とした野生動物の観察及び撮影ガイドです。特にバードウォッチングや、写真撮影では世界中から顧客がこの釧路エリアにやって来ます。顧客の中にはプロカメラマンもいます。結果が全てのプロの世界。鳥を見せられなくては意味がありません。良い写真を撮らせなくては僕がいる意味がありません。「○○時間、ガイドしました。ベストを尽くして努力はしました。」では済まされないのです。結果次第で0か10か、どころではなく、0か1,000か、ぐらいの差があります。

今日のガイドは顧客5名。それぞれ一人旅でやってきた3名の日本人、そして鳥を見るために遥々ここまでやってきたイスラエル人の親子2名。本日のメインガイドは師匠で、僕は師匠のアシスタント。師匠はプロカメラマンでもあるので、ガイドだけでなく写真も同時に学ぶことができるのは弟子の特権です。

結果から言うとツアーは成功でした。目的の鳥を見せることができたし、写真にも残していただくことができました。そして、喜んでいる顧客の笑顔が見られたのが、何よりも嬉しかったです。ここで何を学んだか。シンプルなことですが、「人のために働く」この一言に尽きます。ここさえブレなければ、大変な仕事でも大抵のことは乗り越えられる気がします。

今日の最後に師匠に言われた一言。
「おまえもだいぶ成長したな。」どこが成長したか自覚はあまりないのですが、目の前のことを確実にやり遂げる。これをやり続けることが成長への近道なのでしょう。だいたい、「俺、最近成長したな!」なんて自分で自分を誉めてしまうと、その直後に大きなミスをヤラかして大目玉をくらうのです。(笑)

本物に近道なし。明日も頑張ります!年末感、ゼロ。目の前のことを着実に。

写真:タンチョウのふりをして群に混じるオオハクチョウ。萌え度がかなり高いです。お尻フリフリ、愛らしかったです。

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