例えば、「辛さ」と「野菜の甘み」が同居したカレーの美味しさを誰かに伝えたいとき、色んな表現方法がある。

「辛いけど甘い。」
なんだか小学生みたいだ。

「辛いけど、野菜の味がして美味しい。」
これもいまいち伝わらない。

「ひとくち目は辛みを感じるけど、次第に口の中に甘さが広がる。それは野菜のコクが出ているからだ。」
これだと丁寧だし、伝わる。

と、このように同じ意図を持って言葉にしたつもりでも表現が雑か丁寧かで、聞き手が受け取る情報に差が出てくる。これはガイド道にも共通する。お客様に伝わっていなければ何の意味もない。丁寧さこそコミュニケーションの鍵だ。

では、動物の世界ではどのようにコミュニケーションを取り合っているのだろう。彼らの発する鳴き声に意味があるとは思うが、言葉で想いを正確に伝えられない分、行動で示しているのかもしれない。

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写真:親の子への献身。自分の食いぶちを減らしてでも、甘える子供に餌を与える。